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成人式の着物のショールの意味、素材は?

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成人式の女性と言えば、可愛い振袖に綺麗なヘアセット、ふわふわのショール、という姿が定番。近年では、漫画のキャラクターの装いと酷似していることから、振袖にショールを合わせた姿を「殺生丸」と呼ぶそうですが、私自身も成人式には真っ白なショールを付けました。

しかし、あのショールは一体いつから、どんな意味で付けられるようになったのでしょうか?

今回は成人式のショールにスポットを当てて、付ける意味や流行のきっかけ、人気の素材などを掘り下げます。成人式のショールについて悩んでいる、という人はぜひ参考にしてくださいね。よろしくお願いします。

いつから成人式でショールを付けるようになったの?

ショールは、昭和34年に美智子上皇后がミンクのショールを着用したことがきっかけで流行しました。しかし当時、ミンクファーは大変高価なものだったため、庶民は安価なラビットファーやフェイクファーでショールファッションを楽しんだそうです。

また、同時期にはショールの人気に注目した呉服店が、振袖を購入した人にショールを無料でプレゼントするという企画を打ち出しました。プレゼントされた人が喜んでショールを付けたことが宣伝となり、「振袖にはショール」という流行が確立します。

成人式の振袖にショールを合わせる意味

「成人式のショールって意味あるの?」などと言う人もいますが、ショールには

  • 防寒着としての意味
  • ファッション性を高める意味

という2つの意味があります。
ショールはコートやマフラーやと同じ防寒着という位置づけの衣類です。肌着や長襦袢などを重ね着した上から着用する振袖は、実は保温性に優れた衣類ですが、布地がない首筋はやはり冷えるもの。

特に振袖着用時はアップのヘアスタイルにする女性が多いため、いつも以上に強く寒気を感じる人が多いです。ショールは、そんな寒さから身を守ってくれます。

また、ショールに様々な色やデザインがあるのは、振袖に合わせてコーデを楽しむためです。ショールは振袖の魅力を引き立て、装いを華やかにしてくれる効果があります。

ショールを付けずに成人式に出てもいいの?

首元をショールで飾る女性が多いため、成人式の振袖にはショールを付けるのがマナーだと思っている人も少なくありませんが、ショールの大きな意味は「防寒着」なので、付ける・付けないは本人の自由です。

振袖の柄が隠れてしまうのを嫌って、ショールを付けないという選択をする人もいます。また、近年では可愛いポンチョやケープなど、ショール以外の防寒着も販売されているので、ショールだけにこだわる必要はありません。

しかし、もしも一切の防寒着を付けないという選択をした場合は、振袖の下に保温性の高い肌着を身に着けるなど、念入りな防寒対策が必要です。

 成人式で人気のショールの素材は?

広く親しまれているショールですが、素材によって見た目や肌触りが異なるため、選ぶ際はきちんと情報収集することをおすすめします。

ここからは、成人式で人気のショールの素材を厳選してお伝えするので、ぜひ選ぶ際の参考にしてください。

羽毛ショール

成人式の振袖に合わせるショールの中で一番ポピュラーなのが、水鳥やダチョウの羽から作られている羽毛ショールです。

動くたびに柔らかい羽がふわふわと揺れて、華やかさを演出します。ダウンジャケットや冬用布団にも用いられる羽毛は軽くて暖かいという特徴があるので、「振袖を着ると肩が凝りそうで心配」「寒いのが苦手」という人にもおすすめ。

フォックスショール

キツネの毛皮から作られたフォックスショールは、保温効果の高い綿毛と、艶のある長毛が混在していて、その独特な立体感が魅力です。

毛足が長く、ボリューム感があるため派手な振袖によく合います。フォックスショールと一口に言ってもシルバーフォックス・ブルーフォックス・レッドフォックスと、キツネの種類によって分かれていて、それぞれ肌触りが異なります。

ラビットショール

毛足の短いウサギの毛皮から作られたラビットショールは、滑らかな肌触りと光沢感があります。毛皮のショールの中では比較的お手頃価格で、普段使いもできる程よいボリューム感がメリットです。

しかし、他素材に比べて毛が抜けやすいというデメリットもあります。ウサギの品種名から「レッキスファー」とも呼ばれることもあります。

アクリルフェイクファーショール

お手頃価格で済ませたい人や、毛皮が苦手という人は、化学繊維で作られたフェイクファーショールがおすすめです。

フェイクファーは毛足の長さや色などデザインの選択肢が豊富で、耐久性に優れているという特徴があります。ちなみに私も、成人式ではフェイクファーショールを付けましたが、申し分ない手触りと光沢感で大満足でした。

成人式にはカラーショールを選ぶのもおすすめ

成人式のショールの色と言えば真っ白のイメージが強いですが、最近では少しずつカラーショールの人気も高まりつつあります。

そこでここからはショールの色で迷っている人向けに人気の3色をご紹介します。

着物の柄や色に左右されない白のショールは、最も王道で人気の高い色です。また、白を顔のすぐ下に持ってくることで、顔周りを明るい印象にしてくれます。白はポピュラーな色なので、素材や毛足の長さなどが自由に選べるところもポイントです。

グレー

黒やグレーなどダークカラーのショールは、コーデを落ち着いたモダンな印象に仕上げてくれるだけでなく、洋装などにも違和感なく馴染みます。同系色の振袖と合わせて統一感を出したり、暖色の振袖と合わせてアクセントにしたりと様々な使い方ができる点も支持される理由です。

ピンク

女の子らしさを引き出し、優しい印象にしてくれるピンクのショールは、人と被りたくない人にもおすすめです。大人っぽいくすみピンクなら、甘くなりすぎずパーティシーンなどでも活躍します。ピンクといっても幅広いトーンがあるので、ぜひお気に入りのピンクを探してみて下さい。

まとめ

今では成人式の振袖に合わせるものというイメージが強いショール。美智子上皇后が着用したことがきっかけで人気に火が付いたショールには、コーデを華やかにしてくれる防寒着という意味があります。

ちなみに、防寒着なので室内に入った際や式典中はショールを外しましょう。また、ショールは付けなくてもマナー違反ではありません。

 

はるか昔の私の成人式の時も、ショールはほぼ全員と言うくらい成人式の出席者は付けてました。私のショールはダチョウで、白くてふわふわだった記憶があります。

先日持ち物を片付けていたら、成人式のショールが出てきました。さすがに年月を重ねているので、ふわふわだった毛も、ぽろぽろ抜けてきてました。大人になって私は喘息になってしまったので、多分当時喘息だったらこのショールは無理ね、と思いました。

 

事情はそれぞれあるかもしれませんが、成人式は人生で一度きりなので、ご自分の好きなように自由にファッションを楽しんでほしいなぁと思います。