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イースターエッグの意味と由来は?そもそもイースターってなに?

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「イースター」という言葉を耳にしたことが有りますか?

最近は、春になると「イースター」というイベントを聞くことが有ります。よく知らなくても、なんとなく雰囲気だけは分かるという方もいらっしゃるかもしれません。

「イースター」は、あのカラフルで可愛いイースターエッグで有名な、キリスト教のお祭りです。

ハロウィンに負けず劣らず、ユニークなお祭りですよね。どうして卵が注目されているのでしょうか?

今回はこの不思議なイースターエッグについて、詳しく調べてみましたので、よろしくお願いします。

 

そもそも「イースター」って?~キリスト教で一番大事なイベント~

 

「イースター」とは日本語で「復活祭」と呼ばれる、キリスト教のお祭りです。

この「復活」とは「主であるイエス・キリストの復活」を意味します。

キリストは弟子の1人・ユダによって裏切られ、磔刑に処されてしまいます。

亡くなる前、キリストは「私は3日後に復活する」と予言を残していました。

そして予言の通り、キリストは処刑から3日後に復活を遂げました。これによって、彼は本当に神様の子だと証明してみせたのです。この話は、キリスト教圏ではない日本でも有名ですね。

このことから、イースターはキリスト教の中でもっとも大切なお祭りとされています。キリスト教には、3大行事と言われるものが有って、イースター、クリスマス、ペンテコステ(精霊降臨)なのですが、イースターは最も重要な行事だと言われています。

その重要さは、なんとクリスマス以上とも言われているんです!

 

イースターエッグの由来~どうして卵が使われているの?色がついているのは何故?~

イースターエッグが生まれたのは、とある女性がきっかけとされています。

その女性の名は「マグダラのマリア」と言い、イエス・キリストの巡礼に付き添っていた1人でした。

マグダラのマリアは、キリストの復活の瞬間に立ち会った人物とも言われています。

キリストが復活した後、彼女はローマ教皇に拝謁し「イエス様が復活しました」と告げます。

しかし教皇は「死んだ人間が生き返るなど、このテーブルの上に置かれた白い卵が、今すぐ赤くなるくらいありえない事だ」と一蹴しました。

すると突然教皇が指差していた白い卵は、たちまち真っ赤になりました。

この逸話から赤く染まった卵はキリストの復活のシンボルとなり、復活祭の日が近づくと、卵を色とりどりに染めるようになりました。

イースターの日には何をするの?2022のイースターはいつ?

さてクリスマスよりも重要とされているイースターですが、過ごし方はクリスマスとあまり変わりません。

同じように教会に行ってミサに参加し、家族とご馳走を食べてお祝いをします。

クリスマスと異なるのは、卵を使ったお料理が多く並ぶ所でしょうか。

 

また、イースターの日には卵を使ったゲームをして楽しみます。

宝探しのような「エッグハント」、ゆで卵をスプーンの上に乗せて誰が割らずに一番早く運べるかを競う「エッグレース」、ゆで卵を丘の上から転がし誰の卵が一番早く下に着くかを競う「エッグローリング」など、おちゃめなゲームが目白押し!

こういうゲーム、日本でも是非楽しんでみたいですね!

まとめ

イースターはクリスマスやハロウィンと違い、特に日にちが決まっているわけではありません。

イースターが行われるのは「その年の春分の日の後に来る、最初の満月から数えて最初の日曜日」なのだとか。ですので、毎年日にちが変わるんですよ。なんだかややこしいですね。

では、2022年のイースターは一体いつになるのでしょうか?

少し難しいですが、頑張って計算してみた所によりますと、どうやら今年のイースターは「4月17日」頃になるようです。

この機会にイースターのお祭りを、めいっぱい楽しんでみられてもいいかもしれませんね!