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保育士資格を活かせるお仕事

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女性が働くのが当たり前になりつつある現在、子供を保育園に預けて働かないと困るという方も多いのではないでしょうか。

保育士は毎年4月と10月に試験が行われます。保育士は国家資格で、一生ものです。

働こうと思えば、年齢が高くなっても働くことが可能です。

 

保育士の試験に合格すれば「保育士」の資格を得られますが、働く場所は保育園以外にもあるということをご存知でしょうか?

ここでは保育士の資格を活かせるお仕事をご紹介します。よろしくお願いします。

 

保育士資格を活かせるお仕事

保育士の資格で働けるお仕事で一番最初に浮かぶのは、「保育園」ですよね。

私立、公立とありますが、保育園でのお仕事が一般的なイメージだと思います。

その他にも実はとてもたくさんの施設でお仕事することが可能なのです。

 

保育園・保育所

厚生労働省が管轄で、0歳から小学校入学前までの、乳児・幼児の保育をします。保育時間が幼稚園に比べて長いのが特徴です。

幼稚園

文部科学省が管轄し、3歳から6歳までの未就学児童の保育をします。保育と言うよりも教育的な要素が強いです。保育士資格取得後一定期間保育士として就業すると幼稚園教諭の資格を得ることができます。

こども園

「教育と保育」の両方の機能を備えた施設で保育を行います。幼稚園と保育園の中間的な存在で、保育士、幼稚園教諭の両方の資格が必要となります。

病児保育室

病気やけがのため保育園や幼稚園、学校などの集団生活ができない、また保護者が勤務などの都合でご自宅での看護が困難になったお子さんを、保育士や看護師などの専門スタッフが、児童が安心して回復に向かえるようケアする、一時的にお預かりする施設です。

託児所

一時的に自動を預かって保育する施設の総称。管轄官庁や必要な資格はなし。受入れ年齢や保育時間は託児所によって異なります。

介護施設

子供と高齢者が共に過ごす幼老複合施設にて、保育と介護を融合した保育を行う施設です。高齢者が利用するデイサービスや老人ホームなどの施設内に保育士が常駐する施設を併せ持っています。

院内保育

病院で働く医師や看護師の子どもを預かる保育室です。多くの場合、病院が独自に設置している小規模施設で、病院内もしくは隣接した場所にあり、24時間体制で保育をしているところが多いです。

学童保育所

主に小学校低学年までを対象とした保育事業で、放課後に子供の面倒を見ることができない家庭の児童を一時的に預かる施設です。学童クラブや児童クラブとも呼ばれます。

 

学童保育指導員が常在し、子どもの勉強や、遊びなどを見ており、自主性・社会性・創造性を培うように促すのが仕事です。共働き家庭の増加により、需要がますます増えてきています。

ベビーシッター

保護者の留守中に、利用者の自宅で子どもを預かります。基本的なお世話をするのが仕事で、内容は多岐にわたりますが、基本的には1対1です。

 

「ベビー」といっても乳児だけが対象というわけではなく、小学生の場合もあります。

保育ママ

仕事やけが、病気などで子どもの面倒を見られない親に代わって、0歳から3歳までの乳児を2~3人までを自宅で預かることができる、「家庭内保育事業」のことです。

自治体によって制度の形が異なりますし、制度自体がない自治体もあります。

助産施設

経済的な理由で出産費用などが支払えない妊婦を、公的な支援で出産を手助けする施設です。

乳児院

保護者の病気や死別、離婚など何らかの理由で保護者のもとで生活することができなくなった、主に1歳未満の乳児から必要に応じて小学校入学前の幼児を保育する施設です。退院後も必要な相談援助を行います。

母子生活支援施設

配偶者のいない母と、その子どもに安全な住まいを提供し、子どもの成長と、母子の自立した生活を促進するために支援を行う施設です。

 児童厚生施設

いわゆる「児童館」や「児童遊園」のことで、児童に健全な遊び場を提供し、健康増進と情操教育を図る目的で設置された施設です。地域に必ずあると思います。

 児童養護施設

保護者の病気や経済的理由、虐待など、何らかの理由で家庭での生活を続けられなくなった乳児から20歳までの子どもたちが生活する入所施設です。

知的障害児施設

家庭での保育が困難な知的障害のある子どもを対象とした入所型の施設で、施設の中で暮らしながら生活に必要な知識などを教え支援します。

原則18歳未満までの入所ですが、自立・社会生活が難しいなどの問題もあり、そのまま施設に残り生活する障害者も存在します。

知的障害児通園施設

計算や読み書きなど知的行動に障害のある18歳までの児童が通う、生活に必要な知識などを教え自立を支援する施設です。

 盲ろうあ児施設

目や耳が不自由な児童を援助し、社会で自立できるよう指導を行う、幼児から20歳までの子どもたちが利用する施設です。

肢体不自由児施設

生まれつき、又は出産時の障害、幼い時の病気や事故によって、上肢下肢又は体幹の機能の障害のある子どもたちに、療育を行うことを目的とした、治療・訓練を行いながら生活に必要な知識を教え支援をする施設です。

 重症心身障害児施設

肢体不自由児と同等の障害を持ちながら、重度の知的障害のある子どもたちを預かる、治療・訓練・生活指導などを総合的に行う入所型設です。

 児童心理治療施設

心理的問題を抱え日常生活の多岐にわたり支障をきたしている小・中学生を中心に20才未満の子どもたちに、医療的な観点から生活支援を基盤とした心理治療を中心に、学校教育との緊密な連携による総合的な治療・支援を行う施設です

児童自立支援施設

不良行為がみられる、またはそのおそれのある子どもや家庭環境などにより生活指導が必要と思われる子どもが入所・または通所し、生活指導を受ける施設。

児童家庭支援センター

児童相談所や各児童福祉施設と連携し、児童・保護者・地域住民などの相談に幅広く応じ、総合的に援助を行う施設。

児童養護施設に附属的に置かれていることが多く、緊急時に子どもを一時的に預かります。

自閉症児施設

18歳までの自閉症の児童に対して必要とされる治療と訓練を行うための専門施設です。

独立自立するために必要な訓練を行いますが、第一種自閉症児施設(医療型)と第二種自閉症児施設(福祉型)の2種類があります。

 

まとめ

保育士資格を活かせるお仕事は保育園か幼稚園くらいしか知らなかった私にとって、こんなにもたくさんの場所でお仕事ができることは驚きでした。

それも福祉関係の施設のお仕事が多いのですね。

 

さまざまな環境の子どもに対してサポートしたり見守っていけるのは嬉しいですね。

保育士の資格を取得後、どういう職場で働けるのか、色々な選択肢があるのも働く側としては有り難いと思います。