雨の日があると、気圧の関係のせいか気分はすっきりしないし、体もなんだか重くてだるい気分の時があると思います。
癖っ毛の私は梅雨時は、髪が湿気を含んで頭が爆発するのが悩みです。
ヘアスタイルも決まらないし、体もなんだか重だるい・・・
そんなときにアロマを使って気分転換してみませんか?
梅雨時のだるい時にオススメのアロマオイルは?
ペパーミント
ペパーミントは「ハッカ」とも呼ばれ、すっきりした香りで集中力を高めてくれます。また、体感温度を4度くらい下げてくれるので、じめじめして蒸し暑い梅雨時にはいいですよね。歯磨き粉やガムに使われているのはよく知られています。鼻詰まりやのどの痛みなどのコンディションを整えてくれるので風邪や花粉症の時に効果的です。また、パパ―ミントの香りを嫌う虫が居るので、虫よけとしても使われています。
ティートリー
オーストラリアの先住民のアボリジニが、葉をお茶にして飲んでいた事で知られるティートリー。物事を肯定的に捉える手助けをしてくれて、心が弱っているときの不安を和らげ、自信を持たせてくれます。強力な抗感染作用を持っていて、免疫力も高めてくれます。
また、抗菌、抗真菌作用に優れているので、ニキビや傷、水虫に効果的です。ちょっとした切り傷にはティートリーを塗って直す方もいらっしゃるようです。
レモン
「レモン」のさっぱりとした爽やかな香りは、頭の中をスッキリとクリアにして、集中力や記憶力、理解力を高める働きがあります。仕事や勉強でのやる気を高めたい時に効果的ですね。また血液とリンパの循環を促進して老廃物の排出を促進してくれるので、むくみや冷えを改善した時には効果的です。
最近では認知症対策にも役に立つと言われているそうです。
ベルガモット
ベルガモットはアールグレイ紅茶の香りづけとしても知られています。気分をリフレッシュさせ、心の鎮静と高揚感のバランスを整えてくれる働きがありますので、気持ちが不安定な時に役に立つ精油です。
またベルガモットは古くから香水としても使われてきたアロマで、世界最古の香水「ケルンの水」の主要原料だったとも言われています。
注意ポイント!
柑橘系を使う時に注意しなければならないのは、使用して8時間以内に日光に当たるとシミの原因になってしまう事が有るので、使用するのは夜のほうが良い事です。
ネロリ
ビターオレンジ(和名:だいだい)の花から採取される「ネロリ」は、17世紀末のイタリア公妃 マリーアンヌが手袋の香りづけとして使用していたとされています。
ただ、「ラベンダーやレモン、グレープフルーツなどは知っているけれどネロリは知らない・・」という方は多いのではないでしょうか。
柑橘系のさわやかさとフローラル系の優雅さを持ち合わせているネロリの香りは、「天然の精神安定剤」と呼ばれるほど、ストレスや緊張を和らげ、心と体のバランスも整えてくれる効果があって、心に強く働きかけてくれます。またネロリは柑橘系ですが、日中でも使える精油です。
中国でも古くから入浴剤として使われていたそうです。世界最古の香水「ケルンの水」の原料でもありました。
まとめ
梅雨時のすっきりしない気分や体の重だるさに効果的なアロマオイルをご紹介しました。名前を耳にしたことが無い精油もあるかもしれませんが、アロマオイルを嗅ぐことによって、感情や本能をつかさどる「大脳辺縁系」や、自律神経系をつかさどる「視床下部」にその情報が伝わっていくんですね。そして、体温や睡眠、ホルモンの分泌、免疫機能などのバランスを整えてくれるんです。
アロマオイルのいい香りを楽しみながら、すっきりとした気分で梅雨時を過ごしていきたいですね。