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7月6日がワクチンの日なのはなぜ?その理由をご紹介します

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新型コロナウイルスの最初の感染者が2019年12月に発生してから2年以上経過していますが、なかなか収束が見えないですね。

コロナウイルス感染対策としてワクチン接種が勧められていますが、7月6日は「ワクチンの日」なのです。

 

ワクチンの日はなぜ7月6日?

1885年7月6日、フランスの細菌学者のルイ・パスツール(1822~1895年)が開発した狂犬病ワクチンが初めて接種されました。医療技術の世界的企業であるアメリカのBectonDickinson社の日本法人である日本ベクトン・ディッキンソン株式会社が、ワクチンの大切さを多くの人に知ってもらいたいと記念日を制定し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

 

当時パスツール博士は感染症にかからないようにするためにワクチンによる予防接種という方法を開発していました。そこへ2日前に狂犬病の犬に深く咬まれたジョセフ・マイスター君が父親に連れられてパスツール博士の研究室にやって来ました。13回のワクチン注射、11日間の治療の結果、マイスター君は狂犬病による死から免れました。このマイスター君の治療が成功したことに続き、15歳の羊飼いジャン・バプティスト・ジュピユ君の治療も成功しました。その後、パスツール博士は狂犬病ワクチンによる治療についての論文を発表し、彼の名は瞬く間に知れ渡ることになりました。

 

狂犬病は全世界で毎年およそ5万人の死者を出していて、1度発症すると99.99%以上の確率で死亡する病気です。パスツールが開発したワクチンで感染予防と発症予防が可能になりました。

 

ワクチン接種あれこれ

ワクチン接種したら、お風呂に入って良いのか?お酒は飲んで良いのか?など気になる事が有りますよね。接種後にお風呂に入っても、注射した部位を強くこすらないようにしましょう。また、体調が悪い時は無理に入浴しないほうがいいです。また、お酒は1~2杯くらいなら問題ないようですが、発熱・頭痛・倦怠感などの副反応が出ることもあるので、過度な飲酒は避けましょう。接種前日の過度の飲酒も避けた方がいいでしょう。

 

まとめ

7月6日が「ワクチンの日」なのはルイ・パスツールが開発した近代的ワクチンを初めて接種した日だからなのです。それ以降、パスツールの研究を基により安全性の高いワクチンの研究が進みました。伝染病にかからないために前もってワクチンを打って体の中に免疫を作る予防接種を世の中に広めました。