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夏はブヨによる虫刺されに要注意!症状や正しい対策・対処法をチェック

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夏、虫に刺された後、患部が腫れあがって熱を持ったり、強い痒みや痛みを感じたりすると、焦る人が多いでしょう。虫刺されによる腫れやかゆみ、痛みを感じたら、ブヨによる影響かもしれません。

 

今回は、夏に多いブヨによる虫刺されの症状や対策、予防法といった情報をわかりやすく解説します。虫刺されの症状に悩まされている人や、ブヨに刺されるのを防ぎたい人はぜひチェックしてくださいね。よろしくお願いします。

.夏は要注意!ブヨによる虫刺されの症状とは?

特に暑い季節には、ブヨによる虫刺されに注意が必要です。まずは、ブヨという虫やブヨによる虫刺されで起こる症状についてご説明します。

 

ブヨってどんな虫?

ブヨは、地域によって「ブユ」「ブト」などとも呼ばれている虫です。体調は1~5mm程度と小さく、丸みを帯びていてコバエのように見えます。水のきれいな川などの近くにある草むらに生息していることが多いです。

 

ブヨによる虫刺されの特徴とは?蚊との違いを確認!

夏、虫に刺されるとまず蚊の影響を疑う人が多いでしょう。ブヨと蚊による虫刺されには、どんな違いがあるのでしょうか。

 

ブヨと蚊のどちらに刺された場合も、吸血されている途中にはほとんど自覚症状がありません。しかし、血の吸われ方には差があります。

 

蚊は、針のようにとがった口を刺して毛細血管から血を吸います。一方、ブヨはギザギザとした口で皮膚をかじった後、傷から流れ出た血を吸います。吸血の際に皮膚に入るブヨのだ液が蚊のものより毒性が強いことから、アレルギー反応や炎症が出やすいです。

 

蚊による虫刺されは、数時間以内に治まることが多いです。その一方で、ブヨによる症状は時間が経つほどに悪化し、数日から1週間以上強いかゆみや腫れなどの症状が出ることが珍しくありません。また、人によっては1年以上かゆみが続くこともあるようです。

 

さらに、ブヨによる虫刺されでアレルギー反応や炎症が引き起こされると、かゆみが落ち着いた後もしこりが残ったり、色素沈着したりする可能性もあります。

 

ブヨによる虫刺されの症状って?

夏は蚊に刺されることが多いですが、ブヨに刺される機会はあまりありません。そのため、ブヨという虫がいることを知っていても、虫刺されでどんな症状が出るかわからない人もいるでしょう。

 

虫刺されの症状の現れ方には個人差がありますが、ここでは一般的なものをご紹介します。

 

ほとんどの場合、ブヨに刺されているときに自覚症状はありません。虫刺されの後、半日から1日程度経過して、強い腫れやかゆみが出ます。また、アレルギー反応が強く出ると、発熱する人もいます。

 

また、ブヨに吸血された後には、点状に出血したり、内出血を起こしてしばらく虫刺されの後が残ったりすることもあります。

 

夏はブヨに要注意!刺されやすい時期や場所を確認!

特に夏には、ブヨによる虫刺されに注意が必要です。刺されやすい時期や場所を確認して、適切な対策を行いましょう。

 

ブヨに刺されやすい時期

ブヨは、3月から10月ごろまでの繁殖期にかけて吸血します。特に、梅雨から9月にかけてはブヨの動きが活発化するため、虫刺されに注意が必要です。

 

春や秋は時間に関係なく、ブヨが活動します。一方、真夏には気温が高い日中を避け、朝夕にブヨが発生することが多いです。

 

さらに、ブヨは湿度が高い場所を好みます。そのため、ジメジメした梅雨や雨の日には、ブヨによる虫刺されに特に注意してください。

 

ブヨに刺されやすい場所

ブヨは、日本全国にある水のきれいな川などのそばの草むらを中心に生息しています。夏には、キャンプやハイキング、レジャー、農作業などで自然の溢れる地域に足を運ぶ人が多いため、ブヨによる虫刺されにしっかりと対策することが大切です。

 

ブヨによる虫刺されの対策や対処法は?

夏には、ブヨによる虫刺されの被害が出やすいです。正しい方法で対策や対処をして、辛い症状を予防しましょう。

 

ブヨによる虫刺されの対策

ブヨを完全に駆除することは難しいです。そのため、虫刺されを防ぐには徹底的に防御することが大切です。

肌を露出しない

特に、川辺の草むらをはじめブヨが生息していそうな場所に近づくときには、長袖・長ズボンで肌をしっかりと隠しましょう。足元から衣服の中にブヨが入り込んでくることもあるので、サンダルを避けて靴と靴下で足元の皮膚をカバーすることも大切です。

 

また、ストッキングやスポーツ用のタイツといった薄手のものを身に着けていると、衣服の上からブヨに刺されることがあります。自然の中でレジャーを楽しんだり、作業したりするときには、なるべく薄手のアイテムを避けましょう。

 

明るい色の服を着る

暗い場所を好むブヨは、黒や紺など濃い色の服に寄ってきます。水辺の草むらなどを訪れる際には、白や黄色などの明るい色の服を着るのがおすすめです。

 

虫よけスプレーやハッカ油を使う

ブヨによる虫刺されが心配なときには、虫よけスプレーを使いましょう。ブヨに対応したものなら、虫刺されの予防に効果を期待できます。

強い成分が入った虫よけスプレーを使うことに抵抗がある場合は、ハッカ油と水を使ってスプレーを自作するのもおすすめです。ブヨはハッカの香りが苦手なので、虫刺され対策に繋がります。

ブヨに刺されたと気づいたら?

ブヨに刺されたと気づいたら、すぐに毒を出しましょう。アウトドアショップや通販で購入できるポイズンリムーバーを使えば簡単ですが、手元にない場合は、手で血が出なくなるまで患部を絞ってください。

 

吸血された直後には、43度程度のお湯で30分ほど流すのも効果的です。ブヨの毒は熱に弱い性質があるので、温めると症状が出にくくなります。

 

ただし、刺された直後以外に、お湯で流すのは逆効果です。吸血後に時間が経っている場合は、保冷剤などで冷やしてかゆみを和らげましょう。

 

ブヨによる虫刺されの治療法

ブヨに刺されたことで起こるかゆみや腫れは、ステロイド外用薬を使って炎症を抑えると緩和することが多いです。病院でも処方してもらえますが、市販にもステロイド成分が配合された塗り薬があるので、試してみてください。

 

市販の薬を5日から6日程度縫っても改善しない場合や、痛みがある場合は、無理せずに皮膚科を受診することをおすすめします。

 

なお、ブヨに刺されたときに搔きむしるのはNGです。患部を無理に掻くと、傷から雑菌が入りこみ、炎症が悪化したり、化のうしたりすることがあります。

 

まとめ

虫に刺された後、強いかゆみや痛み、腫れなどの症状が現れたらブヨによるものかもしれません。特に、夏はブヨに刺される人が多いため、自然が豊かな場所を訪れる際には、注意が必要です。

 

適切な対策をして、ブヨの虫刺されが原因で起こる辛い症状を予防してください。