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体にできる赤い斑点はダニの影響!症状や対処法・予防法は?

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体に赤い斑点ができて痒い場合、「ダニに刺されたの?」と考える人は多いでしょう。しかし、本当にダニ刺されの影響で症状が出ているのか判断が難しいことは少なくありません。

ここでは、ダニに刺されたときに起こる症状を詳しく解説します。あせもとの見分け方や正しい対処方法、ダニ刺されを予防する方法などもご説明するので、体の赤い斑点に悩んでいる人はぜひ最後までチェックしてくださいね。よろしくお願いします。

ダニに刺された時に体にできる赤い斑点の特徴は?

ダニに刺されると、体に痒みを伴う赤い斑点できることはよく知られていますが、症状や対処法について詳しくない方は少なくないと思います。まずは、ダニに刺されたときに出る赤い斑点の特徴や正しい対処法などをわかりやすくご説明します。

ダニ刺されの症状

ダニに刺されると、翌日もしくは翌々日頃に患部に赤い斑点がポツポツとできます。症状には個人差がありますが、発疹と痒みが3~4日程度続くことが多いです。人によっては、1年程度も痒みが続くこともあります。

 

人を刺すダニの種類

ダニはたくさんいますが、人を刺すのは主に3種類です。家の中で刺された場合は「イエダニ」か「ツメダニ」、屋外で刺された場合は「マダニ」の可能性が高いでしょう。

 

イエダニ

0.6mm~1.0mm程度のダニで、主にネズミに寄生します。5月~9月頃、肌が露出した部分から衣服に侵入して、皮膚の柔らかい部分を吸血することが多いです。

 

ツメダニ

0.3mm~1.0mm程度の小さいダニで、梅雨や秋に増殖しやすいです。本来は人を吸血しませんが、肌を露出した状態で畳などに寝転がっている人を間違って刺し、体液を吸うことがあります。

 

マダニ

3.0mm~10.0mm程度の大きいダニで、屋外に生息しています。草や樹木のなかで野生動物を待ち伏せして寄生しますが、野外で活動する人に取りついて吸血することも少なくありません。

 

なお、マダニは吸血時に麻薬用物質を唾液と一緒に注入します。そのため、しばらくの間自覚症状がなく、ダニに刺されたことに気づかない人も多いです。

 

マダニは、太ももやわき腹などを異動しながら時間をかけて吸血します。1週間程度吸血すると満腹になって自然に取れますが、その後痒みや痛み、灼熱感などの症状が出ることがあります。

 

また、感染症を媒介するため、刺された後は注意が必要です。

最近テレビや新聞でも取り上げられる事が多くなってきましたので注意が必要です。

 

体の赤い斑点はどっち?ダニ刺されとあせもの見分け方

体に赤い斑点ができると、「ダニに刺されたかな」と疑う人が多いでしょう。しかし、ダニ刺されによる赤い斑点は、あせもの症状と似ています。どちらによる症状か迷ったら、赤い斑点ができた部位と発疹の現れ方を確認しましょう。

 

ダニ刺されによる赤い斑点の特徴

わきの下や内もも、下腹部といった体の柔らかい部分や衣服で隠れている場所に赤い斑点ができた場合は、ダニ刺されの可能性が高いです。また、ダニ刺されが原因でできる赤い斑点は、不規則に点在することが多いです。

 

あせもによる赤い斑点の特徴

汗腺に汗が溜まることで起こるあせもは、肘や膝の裏、首元などの部位に症状が出ることが多く、赤い斑点は面状に広がりやすいです。

ダニに刺されて赤い斑点ができたときの対処法

ダニに刺されて痒みを伴う赤い斑点が出たときの適切な対処法は、室内で刺された場合と屋外で刺された場合で異なります。

 

室内でダニに刺された場合

室内でイエダニやツメダニに刺された場合、まずは患部を洗って清潔にしましょう。激しい炎症を起こし、痒みが強いときも掻きむしるのはNGです。掻きむしると、傷口から細菌が侵入したり、色素沈着して痕が残ったりすることがあります。

 

痒みがある場合は、ダニに対応した市販の塗り薬で症状を抑えてください。強い痒みや腫れが1週間以上続いたり、痛みが出たりしたら、皮膚科を受診することをおすすめします。

 

また、体の広範囲に赤い斑点が出た場合は、ダニ刺され以外の可能性もあるので、医師の診察を受けてください。

 

屋外でダニに刺された場合

屋外に生息しているマダニは、皮膚に嚙みつきながらセメント物質を出します。無理に剝がそうとすると、セメント物質で固められた口の部分が体の中に残ることがあるので、マダニに取りつかれていることがわかったら、医療機関で相談してください。

 

また、吸血中のマダニを潰すのも避けましょう。体液の中に含まれている病原体が体に入って、感染症が引き起こされることがあります。

ダニによる体の赤い斑点を防ぐためには?

ダニ刺されによる痒みや不快感は辛いです。体に赤い斑点ができるのを防ぎたい人は、適切な方法で予防しましょう。

 

イエダニによる症状の予防方法

イエダニは、ネズミの巣の中で大量に発生してから家の中に入り込んでくる多いです。そのため、ダニに刺されたくないならネズミを駆除しましょう。

 

また、ネズミの巣を除去することも大切です。ネズミだけを駆除して巣をそのままにすると、巣の中に残ったダニが吸血源を求めて人に寄ってきます。

 

ツメダニによる症状の予防方法

ツメダニによる体の赤い斑点を予防したいなら、屋内でダニを発生させたり、増殖させたりしないことが大切です。

 

ダニは、人のフケや垢、髪の毛、食べかすなどが落ちていたり、カビが発生していたりする場所で増殖しやすいので、こまめに掃除しましょう。

 

また、高温多湿の場所もダニに好まれるため、換気することも重要です。さらに、カーペットや寝具、ソファなど湿気が溜まりやすいものはこまめに洗濯したり、天日干ししたりしてダニの繁殖を防いでください。

 

なお、どれだけこまめに掃除や洗濯、換気などを行っていても人が生活している限り、完全にダニを発生させないことは難しいです。ダニ刺されが気になるなら、定期的に燻煙剤などで駆除をして、増殖を防ぎましょう。

 

燻煙剤使用後はダニの死骸が残っているので、フローリングや畳、カーペットなどには丁寧に掃除機をかけてください。

 

マダニによる症状の予防方法

マダニが生息していそうな草むらや山などを訪れる場合は、長袖・長ズボン・手袋で防御しましょう。また、足元から侵入することもあるので、靴下や長靴を履くことも大切です。

 

さらに、ディート成分が入った虫よけを使うのも効果的でしょう。マダニは、取りついた後すぐに吸血しない傾向があるので、帰宅後に着替えや入浴をするのもおすすめです。

 

まとめ

体の柔らかい部分や衣服で隠れた部分に、強い痒みを伴う赤い斑点が点在していたら、ダニに刺された可能性が高いです。痒みが強い場合、市販の薬を使ったり、皮膚科を受診したりして炎症を緩和させましょう。

辛い症状を予防したい場合は、自宅をこまめに掃除したり、外出時に肌の露出を抑えたりして、なるべくダニに刺されないようにしてください。

私は毎年夏になると虫やダニに刺されて体中に赤い斑点で悩まされています。アルコールを摂取すると余計に刺されるようなので、控えればいいのですがなかなか難しいです。今年は対策としてダニ取りシートを使っています。これで刺される事が少なくなるといいのですが。