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お盆に海に入ってはダメなのはなぜ?その理由はご紹介!!

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「お盆に海に入ってはいけない!」ということを耳にしたことはありませんか?

お盆と言えば夏真っ盛りの時期ですよね。せっかくのお盆休みだから海に行ってみたいと思う人も多いはずです。昔からの言い伝えで「お盆の時期、海は避ける」と言われている方も少なくないでしょう。

今回は「お盆に海はダメ」についてご紹介します。よろしくお願いします。

お盆に海に入ってはダメなのは何故?

「お盆に海に入ってはいけない」理由については、「昔からの言い伝え」もあります。

その理由は幾つかあります。

 

1.クラゲが発生するから

お盆を過ぎたころから海ではクラゲが大量に発生します。クラゲに刺されるとミミズばれになったり、やけどのような痛み、嘔吐、呼吸困難等の症状が出たり、ショック死したりする可能性もあるので怖いですよね。

 

2.土用波が発生するから

夏の土用のころに、晴れていて風もないのに突然、太平洋沿岸部の海岸に打ち寄せる大きな波のことを土用波といいます。遠洋にある台風から発生するうねりが巨大化した波のことです。お盆の頃の8月(東京のお盆は7月)は台風の時期です。台風が発生すると高波になりますし、海がかき混ぜられて水温も下がります。低い水温での海水浴は足がつったりして溺れる危険性も増えます。

 

3.離岸流が発生するから

波打ち際から沖に向かって流れていく潮の流れのことを離岸流と言います。お盆の時期は波が高くなるため、勢いの強い離岸流が発生しやすくなります。

一旦この流れにのってしまうと、岸に向かって泳いでいてもまったく陸に近づくことは困難で、やがて体力を奪われて浅いところでも水死する事が有ります。

離岸流が起こりやすい場所は、防波堤や桟橋、灯台など人工構造物の付近、遠浅で海岸線が開けている所や外洋から近い海岸と言われています。

 

4.霊に連れて行かれるから

地域によって日程は異なりますが、お盆は新暦の8月13日(迎え火)から16日(送り火)までの4日間を指します。旧暦では7月に当たります。旧暦の7月16日は仏教では閻魔賽日(えんまさいじつ)という、閻魔さまの祭日で地獄の釜のふたが開きっぱなしになり、死んだ人の霊が地獄からこの世にあらわれやすい日と言われています。ご先祖様の霊が帰ってくるお盆と時期が重なることから、地獄からの霊が海にいる人の足を引っ張るなどという言い伝えがあります。

まとめ

古くからの言い伝えやお盆の頃の気象条件などから、「お盆の時期に海に入ってはダメ」と言われる理由が幾つかご紹介しました。

確かに8月のお盆の頃の海は、台風や土用波の影響を受けたり、水草が増えたり水温が下がったりします。海での事故が多くなる要因が増えたりしますね。

お盆の頃はお休みを取る方も多いと思うので、せっかくのお休みを楽しく過ごすためにも色々な情報に耳を傾けていきたいですね。