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おでんの賞味期限はどれくらい?日持ちさせる保存方法もご紹介します!

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一度にたくさんおでんを作り、何日かかけて味わう人は多いのではないでしょうか。数日間置いて味を染み込ませた具材が好きという人も珍しくありません。

 

しかし、おでんを一度に食べ切らなかった場合、どれくらい保存できるのか不安になります。そこで今回は、おでんの賞味期限や日持ちさせる方法を詳しくご紹介します。ぜひチェックして、おでんを美味しく味わってくださいね。よろしくお願いします。

 

おでんは日持ちするの?保存する方法もチェック!

おでんを保存できる期間は、種類や環境によって違います。たっぷりとおでんを作ってゆっくり味わいたい人は、日持ちする日数や正しい保存方法をチェックしましょう。

 

おでんって日持ちするの?

おでんの賞味期限は、手作りしたものか市販のものかによって違います。

 

自宅で作ったおでんが何日日持ちするかは、季節で変わります。具体的には、室温が10度以下の冬には2~3日間美味しく味わえますが、夏なら1日で腐敗が進むこともあります。

 

一方、パックで売られている市販のおでんの賞味期限は、未開封の場合、製造後60日~180日程度です。賞味期限が長いので、非常食やストック用の食品としても人気を集めています。ただし、開封したらなるべく早く食べ切る必要があります。

 

おでんを常温で日持ちさせるには?

おでんをできるだけ日持ちさせるためには、傷みの原因となる腐敗菌の増殖を防ぐことが大切です。

 

■一日に1回以上火を通す

多くの雑菌は70度以上で1分程度加熱すると死滅します。そのため、おでんを日持ちさせたいなら、一日に1回以上加熱することがポイントです。弱火にかけ、汁が煮立った後さらに5~10分程度火にかけて、殺菌しましょう。

 

時間に余裕がある場合は、朝と夕の一日2回火を通すと、さらに日持ちします。

 

■直射日光や室温の上昇に注意する

おでんを入れた鍋に直射日光が当たったり、おでんを置いている部屋の温度が上がったりすると、雑菌が繁殖します。おでんを常温で保存したいなら、直射日光を避けたり、暖房を使わない部屋に置いたりと温度を上げない工夫をしましょう。

 

■鍋の蓋を閉める

保存の際に鍋の蓋を開けておくと、知らない間に雑菌が侵入し、腐敗が進むことがあります。おでんを保存するときは、しっかり密閉できる蓋が付いた容器や鍋を使いましょう。

 

■なるべく濃く味付けする

たくさんおでんを作るときは、調味料を多めに使い、なるべく濃い味に仕上げることも大切です。おでんに使われる砂糖や塩は、腐敗菌の活動や増殖に必要な水分を奪い、菌による傷みを予防してくれます。

 

おでんを日持ちさせたいなら冷蔵保存がおすすめ!

おでんを日持ちさせたい場合は、外気の影響を受けにくい冷蔵保存がおすすめです。とくに暖房の効いた部屋や夏場におでんを保存するなら、冷蔵庫を使いましょう。

 

冷蔵の場合、火を通さずに3日程度日持ちさせられます。さらにゆっくり味わいたいなら、毎日火を通すと1週間ほど腐敗を予防できます。

 

■粗熱を取ってからすぐに冷蔵する

おでんを冷蔵するときはまず、鍋ごと氷水に浸け、粗熱を取りましょう。作り置きのカレーの食中毒でも有名なウェルシュ菌は、43度~47度程度で増殖しますが、一気に覚ますと菌の活動を抑制できます。

 

また、冷蔵する際には、雑菌が入り込まないように清潔なタッパーを使ってください。

 

■食べるときのポイント

冷蔵したおでんを食べるときは、清潔なお箸で一回分をとりわけ、なるべく電子レンジを使わずに火にかけてしっかり過熱しましょう。

 

また、おでんは具材によって腐敗のスピードが違います。卵や芋類、ちくわぶ、豆腐などは腐りやすいため、冷蔵保存でも2日以内に食べ切るのがおすすめです。一方、こんにゃくや練り物は比較的日持ちするので、5日ほどかけてゆっくり食べても良いでしょう。

 

おでんは冷凍保存できるの?

おでんを日持ちさせるために、冷凍保存したいと思う人もいるでしょう。しかし、おでんを冷凍すると味が落ちたり、食感が変化したりします。とくに、大根や卵、芋類、こんにゃくなどは味や食感の劣化がわかりやすいです。

 

どうしても日持ちさせたいなら、味や食感が変わりにくい練り物や牛すじ、手羽先、はんぺんのような食材だけ冷凍で保存してください。冷凍の場合は3週間ほど日持ちします。

 

保存したおでんを食べるときは傷みをチェック!

適切な方法で保存していても、状況によってはおでんの腐敗が進みます。体調を崩さないように、常温や冷蔵、冷凍で保存したおでんを食べるときは、見た目や臭い、味・食感を確認してください。

 

傷んだおでんの見た目はどんななの?

・汁にとろみがある

・表面に白い膜や気泡が付いている

・具材が糸を引いている

 

具材に含まれる油脂が原因で膜ができることもありますが、火を通しても膜が消えない場合は食べるのを控えましょう。

 

傷んだおでんの臭いはどんな感じ?

・できたてのおでんの匂いと異なる

・すっぱい臭いがする

・納豆のような臭いがする

臭いが変化している場合、腐敗が進んでいる可能性が高いので、早めにおでんを処分しましょう。

傷んだおでんの味・食感は?

・酸っぱい味がする

・下や唇にピリピリと刺激を感じる

・食感に粘り気がある

 

味や食感に違和感を覚えたら、口に入れたおでんを吐き出してください。

まとめ

おでんを日持ちさせたいなら、調理後に粗熱を取り、なるべく早く冷蔵保存しましょう。食べ切るまでの間に火を通すと、雑菌の繁殖を予防できます。数日間保存したおでんを食べるときには、見た目や臭い、味などを確認して、違和感がないものを美味しく味わってください。