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水あめは体に悪いの?その理由や原料、効能を解説します!

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ねっとりして甘い水あめは、駄菓子としてそのまま食べられるだけでなく、料理やお菓子作りの材料として使われることも多いです。そんな水あめには「何から作られているかわからず不安」「甘いから健康に悪そう」などのイメージを持つ人もいるのではないでしょうか。

 

実際、水あめは体に悪いと言われることも珍しくありません。そこで今回は、水あめの原材料や体に悪いとされる理由などについて解説します。水あめに関して疑問がある人はぜひ読んでみてくださいね。よろしくお願いします。

 

水あめって何?種類や体に悪いとされる理由も!

とろっとした甘味料の水あめは、練って食べるだけでなく、フルーツあめや和菓子などを作る際に材料としても用いられます。まずは、水あめがどんなものなのか、さらにどうして水あめが体に悪いと考えられているかについてご紹介します。

 

水あめとは?

水あめは、トウモロコシやサツマイモなどに含まれているデンプンを主な原料として人工的に作られた甘味料です。とろりとした食感が特徴で、お菓子として食べられているだけでなく、照り焼きや佃煮などの料理のツヤ出しのためにも使われています。

 

水あめの種類

水あめとして売られているものは、大きく3つに分けられます。

 

■米水あめ

米と麦芽が主原料の米水あめは、自然な甘みが魅力です。ビタミンB群やミネラルを豊富に含んでいるうえ体を冷やしにくい食品としても知られています。

 

■麦芽水あめ

デンプンを麦芽由来の天然の酵素で分解させて作られます。昔ながらの手間がかかる方法で製造されており、水あめのなかで一番褐色が美しいと言われています。また、甘さが控え目で、血糖値を急激に上昇させないのも特徴です。

 

■還元麦芽水あめ

水あめに水素を添加して作られる還元麦芽水あめは、デンプンが主原料の還元麦芽糖を75%以上含んでおり、さらにほかの糖アルコールも含んでいます。熱に強く色が変わりにくい性質があり、羊羹やドレッシング、ダイエットシュガーなどに使われることも多いです。

 

水あめが体に悪いと言われる理由は?

お菓子や料理に使われることも多い水あめには、「体に悪い」という噂があります。なぜ、水あめが健康に良くないと考えられているのでしょうか。

 

■食べ過ぎると太る

水あめは、砂糖と比べてカロリーが低めです。とくにダイエットシュガーにも使われる還元麦芽水あめは、太りにくいと言われています。しかし、低カロリーでも食べすぎると太る原因になります。肥満は生活習慣病を引き起こす可能性もあるため、水あめの食べすぎは体に悪いと言われています。

 

■おなかが緩くなる

水あめのなかでも還元麦芽水あめは、体の中で消化されにくいです。食べすぎると大量の還元麦芽水あめが腸に流れ込み、下痢に繋がる可能性があります。

 

■人によってアレルギー症状が出ることも

水あめは、トウモロコシや芋、大麦などのデンプンをもとに作られています。穀物にアレルギーがある人は、これらが含まれた水あめを食べることにより、症状が出る危険性があるため、注意が必要です。

 

水あめは本当に体に悪いの?

水あめは体に悪いと言われることがあります。なかでも還元麦芽水あめに関しては、「健康に悪影響」という噂を聞くことも多いです。実際、食べすぎると肥満に繋がったり、おなかの調子を崩したりする可能性も否定できません。

 

しかし、水あめを食べることによる重大な健康リスクに関しては報告されていません。食べすぎに注意すれば、恐れすぎる心配はないでしょう。ただし、アレルギーを持つ人は、症状が出ないように注意してください。

 

水あめの効能や食べることのメリットは?

水あめは体に悪いと噂される一方で、さまざまなメリットを持っています。ここでは、水あめに期待できる効能や食べることのメリットをご紹介します。

 

風邪や喉の痛みの予防

とろっとした液体状の水あめは、喉をコーティングします。そのため、水あめを食べるとウイルスの侵入を防げて、風邪を予防できると言われています。

 

また、風邪などによってダメージを受けた喉に膜を張る効能も期待できます。喉が水あめで守られれば、潤いが保たれて、痛みが出にくいと考えられています。

 

脳のエネルギー源に

水あめに含まれているブドウ糖は、脳のエネルギー源として活躍します。仕事や勉強で疲れたときは、練った水あめや水あめが原材料として使われたお菓子などを食べると頭がすっきりするでしょう。

 

上手く取り入れればダイエットに効果的

水あめのなかでも還元麦芽水あめは低カロリーで、1gあたり約2kcalです。これは一般的な砂糖の約半分なので、日々の食事に上手く取り入れられればダイエットに繋がります。

 

さらに、水あめは体内で吸収されにくく、血糖値を急激に上昇させません。血糖値の上昇がコントロールされれば、無駄な脂肪が付きにくくなります。

 

虫歯になりにくい

還元麦芽水あめに含まれる糖アルコールは、砂糖と比べて虫歯菌の餌になるリスクが低いです。歯の健康を考える人にとっても、還元麦芽水あめはメリットのある甘味料と言えます。

 

まとめ

そのまま食べたり、料理やお菓子作りに使われたりする水あめには、体に悪いという噂がありますが、重大な健康リスクは報告されていません。反対にメリットはあり、上手く食べれば、風邪や虫歯を防いだり、ダイエットに役立てられたりします。

 

食べすぎには注意しながら、日々の食生活に水あめを取り入れてみてはいかがでしょうか。