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安全ピンで服を破らない名札のつけ方|当て布の方法やグッズをご紹介

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服が破れない安全ピンタイプの名札のつけ方は?

子供が学校に行くときにつける名札は、安全ピンで服につけるものがほとんど。毎日のように使っていると、服の穴が気になります。実際、同じ場所に繰り返し名札をつけていて、服がボロボロになっている子供も少なくありません。

服に穴を開けない名札のつけ方や、低学年の子供でも安全に名札を使うためのグッズなどを解説します。

まずは、名札に付いている安全ピンの針で服に穴ができる原因や、服の破れを防ぐ名札のつけ方を解説します。

名札の安全ピンが原因で服の穴が目立つ原因は?

名札に付いている安全ピンの針は、生地の糸を切っているわけではありません。細い針を通すだけで、服が破れてしまうのはどうしてなのでしょうか。

名札の安全ピンで服に穴が開くのは、服が引っ張られて生地に負担がかかり、繊維が切れてしまうためです。子供が自分で名札をつけたり外したりする場合、針を見やすくするために服を引っ張ってしまうことが多いです。また、幼稚園児や低学年の子供は、安全ピンの針が怖く、無意識のうちに名札を体から離そうと服を引っ張ってしまうことがあります。

 

さらに、名札が遊具や机に引っかかり、服が引っ張られることも珍しくありません。生地に負担がかかれば、安全ピンを通すときにできた穴が広がったり、繰り返し針を刺すことでダメージを受けた糸が切れて服が破れたりします。

 

服を破らない名札のつけ方

服を破らずに安全ピンタイプの名札をつけたいときは、2つの方法を試してみてください。

 

【1】当て布で補強する

安全ピンの針を通す部分に当て布をすることで、服の生地が補強されて引っ張られても破れにくくなります。

 

■当て布として使えるもの

フェルト、マスキングテープ、ばんそうこう、アイロン接着名前テープなど

 

白をはじめ明るい色の服を着る場合は、表から目立たないベージュの当て布を使うのがおすすめです。

 

■やり方

名札の安全ピンを通す範囲よりやや広めに服の裏側に当て布をあてます。マスキングテープやばんそうこうは服に貼り付け、アイロン接着名前テープはアイロンを使ってしっかり固定してください。

 

当て布をあてたら、いつもと同じつけ方で安全ピンを通します。ばんそうこうを使うときは、ガーゼの上を通るように安全ピンを刺しましょう。

 

【2】安全ピンの通し方を工夫する

手間をかけずに名札の安全ピンによる服の穴を予防したい人は、針の通し方を工夫しましょう。

 

■やり方

名札の針で服の布をすくうときに、安全ピンの長さと同じくらいの幅の生地を取ります。安全ピンの幅と生地の幅を揃えることで名札が動きにくくなるので、遊具や机で引っ張られるリスクを下げられます。

 

反対に、安全ピンの幅に対して服の幅が狭いと、名札が揺れやすくなります。名札が動くと引っかかりやすいうえ、少しの力で生地が引っ張られて服が破れたり、目立つ穴ができたりします。

 

子供でも簡単にできる穴を作らない名札のつけ方

まだ指先が不器用な幼稚園児や低学年の子供は、当て布用のフェルトをあてたまま安全ピンを刺したり、針の刺し方を工夫したりするのが難しい場合もあります。ここでは、子供でも試しやすい名札のつけ方をご紹介します。

服に名札用のワッペンを付ける

通学や通園専用の服を用意している場合は、思い切って服に名札をつけるためのワッペンを取り付けるのがおすすめです。

 

■必要なもの

アイロン接着式のワッペン、リボン

 

■やり方

ワッペンと服の間に輪っか状にしたリボンを挟み込み、アイロンでしっかり接着します。

 

リボンの輪っかに名札の安全ピンを通せば、服に直接穴が空きません。安全ピンを通すループが付いているため、子供が名札をつけ外しする際に無理やり服を引っ張ることも減るでしょう。

 

専用の名札クリップを使う

通販サイトや100円ショップなどでは、名札をつけるための専用クリップが売られています。あらかじめクリップに名札を装着しておけば、服に挟むだけでつけられるので、安全ピンによる穴や破れを予防できます。

 

また、親がクリップに名札をつければ、子供が針を使う必要がなくなるのもメリットです。安全ピンによるケガを予防できるだけでなく、まだ手先を細かく動かすことが苦手な子供も自分で簡単に名札をつけたり外したりできます。

 

当て布用のマスキングテープやばんそうこう、ワッペンのように服に貼り付ける必要がない点でも人気です。

 

まとめ

小学校や幼稚園で使われている名札は、安全ピンで装着するものがほとんどです。安全ピンを通してつけた名札が引っ張られると、服に穴ができたり破れたりするので、当て布やワッペン、専用グッズを使ったり、針の通し方を工夫したりして予防しましょう。

 

つけ方を工夫すれば、毎日安全ピンで名札を装着していても服をきれいな状態にキープできると思います。