まだ夏と比べて日差しが弱い春には、十分に紫外線対策をしていない人も多いかもしれません。特に、肌寒さが残る3月には紫外線対策をスタートさせていない人もたくさんいるでしょう。しかし、紫外線は春先でも肌に影響を及ぼします。
美肌を守りたいなら、春からしっかりと紫外線対策することが大切です。今回は、3月から紫外線対策をすべき理由や春に効果的な紫外線対策のやり方を詳しくご紹介します。きれいな肌を目指す人はぜひ参考にしてくださいね よろしくお願いします。
春も油断は禁物！3月から紫外線対策が必要な理由とは？
日差しがあまり強くない春先は紫外線対策が疎かになりがち。ところが、油断していると春でも紫外線の影響で肌がダメージを受けてしまいます。冬が過ぎて3月頃になったら、美肌を守るためにも本格的な紫外線対策をスタートさせましょう。
まずは、3月から紫外線対策をした方が良い理由についてご説明します。
春は肌が敏感になりやすい
3月は、花粉や黄砂、PM2.5などの大気汚染物質の影響がピークを迎える時期。多くの人は、外的刺激により肌が敏感な状態になります。乾燥したり、バリア機能が低下したりしているデリケートな肌が紫外線を浴びると、シミやシワ、たるみなどのトラブルが起こりやすいです。
敏感な肌に余分な刺激を与えないためには、3月から紫外線対策をスタートさせる必要があります。
肌が紫外線に弱い状態
冬は、一年の中で最も紫外線量が少ない季節。肌に蓄積されるメラニンの量も少ないため、紫外線を防御する機能する力が弱まっています。そして、春先も肌にはまだ紫外線のダメージに対抗する力が十分に整っていません。
無防備な状態にもかかわらず紫外線を浴びると様々なトラブルが起こるため、冬から春に移り変わる3月には紫外線対策が必須です。
早めの対策で長い間白い肌をキープできる
紫外線が弱い冬には、春から秋にかけて日焼けした肌がターンオーバーとともに、その人本来の肌の色に戻ろうとします。春先からしっかりと紫外線対策をしておけば、本来の白さを取り戻した肌を長時間キープできるのもメリットです。
3月頃から紫外線量が増える
肌にダメージを与える紫外線は、UV-AとUV-Bに分けられます。このうちUV-Bは肌にダメージを与えてシミやそばかすのもとになるもので、4月～9月にピークを迎えます。
一方、波長が長いUV-Aは、深部までダメージを与えて細胞を破壊し、ハリや弾力を奪います。UV-Aは1年中注意が必要なうえ、春先になると一気に増加するので、早めの対策が必要です。
特に3月にはUV-Aの影響が冬の3倍にもなり、4月には真夏とほとんど同じくらい肌にダメージを与えるとされています。そのため、油断せずに春から紫外線対策をすることが欠かせません。
なお、気象庁が公開している日最大UVインデックスでは、3月の紫外線の強さは中程度です。これはWHOが日中はなるべく日陰を利用し、長袖のシャツや日焼け止め、帽子などを利用することを推奨するレベルのため、しっかりと紫外線対策する必要があることがわかります。
春に合った紫外線対策の方法は？
美肌を守るためには、3月から紫外線対策をすることが大切です。ここでは、春にやるべき紫外線対策についてわかりやすく解説します。
保湿で乾燥を予防
肌が乾燥するとバリア機能が低下し、紫外線をはじめとする外部の刺激を受けやすくなります。春先は花粉や大気汚染の影響で肌がダメージを受けやすくなるので、しっかりと乾燥対策をして紫外線から肌を守りましょう。
乾燥対策には、化粧水でたっぷりとうるおいを与えた後、乳液やクリームなどで肌を保護することが大切です。また、日中に乾燥を感じたら、スプレー式の化粧水や保湿用のバームなどでうるおいを与え、肌状態を整えましょう。
肌が敏感な状態に傾いているときは、なるべくアルコールフリーの低刺激のアイテムを使うことをおすすめします。
日焼け止めを使う
UV-Aは窓を通過して肌にダメージを与えるため、春になったら屋内外を問わずどこにいるときも日焼け止め効果を期待できるコスメを使いましょう。
ただし、SPF値が高すぎる日焼け止めは、肌に負担を与えることがあります。春先は肌が敏感に傾きやすいため、日常生活ではSPF20～30程度のアイテムを利用するのがおすすめです。
一方、海や山などでレジャーを楽しんだり、お花見をしたりするときには、SPF50の日焼け止めを使ってしっかりと紫外線対策をすると安心です。
少しの外出でもしっかりと紫外線対策をする
夏ほど日差しが強くない3月頃は、紫外線対策が不十分になりがち。しかし、春先の弱った肌は短時間でも紫外線のダメージを受けてしまいます。そのため、春になったら少しの外出でも丁寧に紫外線対策をすることが重要です。
日焼け止めに加えて、UVケア効果のあるベースメイク用コスメや帽子、日傘、グローブなどを使うと、しっかりと繊細な肌を守れます。
まとめ
日差しがきつくなる夏から紫外線対策をする人もいますが、春先も紫外線は肌に大きなダメージを与えます。美肌を守りたい人は、3月頃になったら丁寧な紫外線対策をスタートさせましょう。
早めの時期からしっかりと対策しておけば、日焼けやシミ、そばかすなどのトラブルを予防できて、美しい肌を長い間キープできます。
