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5月27日は「百人一首」の日 競技かるたってご存知ですか?

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「ちはやふる」で知られる百人一首。学校の授業で習ったけれど、どんな和歌が有るのかすっかり忘れてしまったという方は多いのではないでしょうか。

 

5月27日は「百人一首の日」です。

百人一首とは?

1235年(文暦2年)の5月27日に、公家・歌人の藤原定家(1162~1241年)が京都・小倉山の山荘で『小倉百人一首』が完成されたことが由来となっていて、日本で最も古い「百人一首」とされています。

藤原定家は、恋43、四季32、旅4、別離1、その他20の計100首を選んでいます。

余談ですが、和歌は、1首、2首と数えるから100の和歌で100首何ですね。

 

現在、百人一首は「かるた」として残っていて、「競技かるた」の大会が日本の各地で開かれています。競技かるたの大会で有名なものは、1955年(昭和30年)から実施されている名人戦と1957年(昭和32年)から実施されているクイーン戦があります。新聞にも載っているので、目にしたことがある方もいらっしゃると思います。

名人戦は、毎年10月下旬に東日本と西日本に分かれてA級四段以上の男子を対象とした予選会が行われ、予選を勝ち抜いた2名が11月に3本勝負を行います。

そして、その勝者は翌年の1月に行われる名人決定戦で前年の名人と5番勝負して、名人・準名人を決めます。名人決定戦は毎年、「かるたの聖地」とも呼ばれる滋賀県大津市の近江神宮で行われます。

また、クイーン戦は名人戦の女性版で、A級四段以上の女子を対象としています。

勝負の流れは名人戦と同じで、近江神宮で行われるクイーン決定戦でクイーン・準クイーンを決めます。

 

名人戦やクイーン戦をテレビなどでご覧になった方はご存知だと思いますが、勝負は一瞬ですよね。読み手が上の句を読み始めたと思ったら、下の句の札を取るんですね。凄い速さでビックリしました。

 

名人戦やクイーン戦以外にも、全国かるた競技選抜大会、全日本かるた選手権大会、全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会(別名:かるた甲子園)、全国職域学生かるた大会、全日本かるた大学選手権大会など、幅広い年齢層で競技かるたのイベントが行われています。

まとめ

「ちはやふる」は高校のかるた部を描いた漫画ですが、かるた部のある高校は結構あるんですね。私はその存在を知らなかったのですが、私の住む関東地区では80校以上ありました。競技かるたでは、百人一首の和歌を全部暗記する必要があるそうですが、私個人としてはすごいなぁと思いますが、知っていて損はないんじゃないかと思います。ふとした時に「百人一首」の和歌が出てくるのは素敵だと思います。