ダイエット中に美味しいチョコレートを食べたいと思ったことはありませんか？ミルクや砂糖をたっぷり含んだチョコレートは、カロリーも高く、ダイエットに不向きなイメージがあります。ところが、チョコレートは選び方や食べ方次第で、ダイエットの味方になってくれます。
今回は、チョコレートがダイエットに与える効果やダイエット中に食べるときのポイントをご紹介します。ぜひチェックして、ストレスなく理想の体型を目指しましょう。
チョコレートはダイエットに効果的！その理由とは？
チョコレートは、ダイエットに役立つ成分を含んでおり、痩せるサポートをしてくれます。ここでは、チョコレートがダイエットに与える効果をご紹介します。
チョコレートで食べすぎを予防！
ダイエットに失敗してしまう原因の一つがストレスによる過食です。特に、厳しい食事制限の最中はストレスが溜まり、その反動で暴食してしまうことが珍しくありません。
チョコレートは、ストレスによる過食を防いでくれます。苦み成分のテオブロミンは、「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンの働きを助け、精神を安定させると言われています。チョコレートを食べて気分が落ち着けば、無理なく食事制限ができて、ダイエットの成功に繋がるでしょう。
高カカオチョコレートは基礎代謝の向上もサポート
主原料がカカオマスの高カカオチョコレートには、カカオポリフェノールが豊富に含まれています。そして、カカオポリフェノールには血行を促進し、基礎代謝を高める効果を期待できます。
基礎代謝は、特別な運動をせずに消費できるカロリーなので、高カカオチョコレートを食べれば痩せやすい体質に近づけます。
食物繊維で血糖値の急上昇を防ぐ
空腹時に食事をすると、血糖値が急激に上昇し、それをコントロールするためにインスリンが分泌されます。インスリンには血液中の糖を脂肪に変える働きがあるため、血糖値の急上昇はダイエットの大敵です。
チョコレートに含まれる食物繊維は、血糖値の急上昇を防ぐ効果があります。血糖値の上昇が緩やかになれば、インスリンの分泌が抑えられるため、体に脂肪が付きにくくなります。
チョコレートは便秘やむくみの解消にも効果的
カカオ豆由来の食物繊維には、腸内環境を整えて便通を改善する効果を期待できます。便秘が解消されれば、基礎代謝が高まり、ダイエットの効率が高まります。
また、血行を促進させるカカオポリフェノールは、むくみ対策にも効果的です。体内の巡りが良くなりむくみが緩和されると、理想のボディラインに近づけるだけでなく、セルライトも予防できると考えられています。
ダイエットにチョコレートを取り入れるときのポイントは？
チョコレートはダイエットに良い成分を豊富に含んでいるので、ポイントを押さえて食べると効率的に理想の体型を目指せます。ここからは、ダイエット中にチョコレートを食べるときに押さえておきたいポイントを解説します。
ダイエットの効果を高めるチョコレートの食べ方
ダイエットを目的にチョコレートを食べる場合は、次のポイントを押さえましょう。
■食べ過ぎない
ダイエット中は、摂取カロリーよりも消費カロリーを増やすことが大切です。チョコレートはダイエットに効果的ですが、一般的な板チョコのカロリーは約280kcalで、茶碗一杯分の白ご飯よりも高いです。太らないためにも、一度に食べる量は1かけ～2かけ程度にとどめましょう。
■少量ずつ食べる
ダイエットに効果的なカカオポリフェノールを、長い間体に貯めておくことはできません。そのため、チョコレートは少しずつ摂取するのがおすすめです。具体的には、三食の食前と午前、午後の間食の時間の合計5回に分けてチョコレートを食べましょう。
少しずつ食べれば、食欲をコントロールしやすくなり、食事や間食の量も減らせます。ただし、睡眠中はカロリーの消費量が少ないので、寝る前にチョコレートを食べることは控えてください。
■ゆっくり食べる
チョコレートをしっかり噛み、ゆっくり食べることもダイエットを成功させるためのポイントです。時間をかけて食べることで満腹感が増し、食べる量をコントロールしやすくなります。
ダイエットに逆効果！注意すべきチョコレートとは？
全てのチョコレートがダイエットに役立つわけではありません。逆効果になるチョコレートもあるので、ダイエット中は選び方にも気を付けましょう。
■カカオの配合量が少ないチョコレート
カカオの配合量が少ないチョコレートは、ダイエットに効果的なカカオポリフェノールや食物繊維もあまり含んでいません。一方で、ミルクや砂糖がたっぷりと使われており、糖質や脂質の量が多いので、太る原因になります。
ダイエット中にチョコレートを食べるなら、なるべくカカオ70％以上のものがおすすめです。
■ビターチョコやダークチョコにも注意
甘さ控えめのビターチョコやダークチョコはカカオの配合量が多いと思われがちですが、あまりカカオを含んでいない商品もあります。効率的にダイエットを進めたい場合は、しっかりカカオの配合量をチェックしてください。
まとめ
チョコレートに含まれるカカオポリフェノールや食物繊維は、ダイエットに良い影響を与えます。過食を防いだり、基礎代謝を高めたりする効果を期待できるので、上手くダイエットに取り入れて理想の体型を目指しましょう。美味しいチョコレートを食べれば、辛いダイエットも無理なく進められますよね。
